今日は観劇♪

東区プラザで「きびたきの森」という市民劇を
娘と観に行く予定になっています。

渟足柵（ぬたりのさく）が築かれた時代ですから
１４００年ほど前の時代の物語だそうで、
大和朝廷の勢力がここ越後にも及んだ時代です。

稲作と共に中央集権化を目指す大和朝廷の勢力と、
縄文時代から狩猟を中心とし集落単位で穏やかに
生活していた勢力との確執をテーマにしているようです。

この時代から１５０年ほど後に「アテルイ」が登場しますが
新潟・福島から北は、アテルイにつながる民族の地域で
あったと思われます。

中国や欧州のような、血で血を洗う民族同士の激しい争い
というのではなく、ゆっくりと静かに文化や食料を供給しつつ
同化してゆくという戦略で、古代日本は統一に向かいます。
そして中央集権的な統治体制の中で、同化した大和民族としての
意識が現れ、国という意識が固定化していくことになります。

食料を安定的に確保する手段としての稲作という手法を与えられ、
よって定住を可能にし、部族間の血縁関係も複雑化し、
知らず知らずのうちに同化することとなってしまった縄文人。
一万年以上もの歴史を紡いできた縄文人の魂は、
次第に中央集権体制に組み込まれてしまいます。

・大きな組織の上部から、威圧的な指示命令を受けると、
威圧的な表現だけで、つい反発してしまう。
・明らかに効率的なやり方だけが正しくて、本音を隠してでも
それに追随する行動様式に反発を感じる。
・組織の体制の中で、責任を取らない働き方に疑問を持つ。
・自律的自発的な価値観の表現が楽しい。
・自分や家族やその周辺の小さな組織が大切なものと感じる。

・・・・・何だか、忘れ去られてしまった「縄文人」のDNAが
密かに働いているような不思議な感覚がありませんか？

あなたにも「縄文人」だった時のDNAがあるのですぞ＾＾♪