玉木 正之

というスポーツライターが居る。
数年前、「エンジン０１ in 新潟」という企画の講演会に参加し
話を聞いたことがあって、なかなか評価できると思っていた方です。
昨日来ＴＶや新聞で評論していた主旨が面白かったので
少しばかり紹介したいと思います。

「震災の復興に、スポーツは力になるのか？」

結論から言えば「スポーツ」そのものが力になることは無い。
１００ｍを８秒で走ろうとも、１６０キロの球を投げようとも、
被災者の為になる訳ではないし、復興の支援にもならない。

それに「スポーツ」とは、日常生活が整った後に来る娯楽的な要素。
芸術や芸能の分野と同じ扱いでしかない。

それでも、高校野球で必死で頑張っている生徒たちの姿は、
観る者の心を打つし、地元の方々にある影響を及ぼす。

有名なスポーツ選手が多額の義捐金を供出している。
これまで稼いできたものの中から、これまでの感謝の気持ちと共に、
復興の支援をすることを目指したのだろうが、そういう義捐金は
「スポーツ」そのものの力では無い。

何かを目指し懸命に頑張る選手の姿や、負けて悔しがる姿、
そういう選手の後姿が人々に何かしら不思議なエネルギーを
伝染させることは間違いないが、巨額の義捐金を集める姿だけで
人々が心を打ち震わせるだろうか？

震災から３週間が過ぎ、自然の脅威と命の有難さを感じた時期を過ぎ、
ライフラインが徐々に整ってきているこれからこそ、
芸術や芸能、スポーツの出番が訪れることになるだろう。

声高に「スポーツには力がある！」と言い切ってしまって、
状況を冷静に判断することなく我儘になってしまうことの危険性。
「歌には力がある！」と言いきってしまう歌手集団の歌よりも、
アンパンマンの歌のほうがよっぽど力を与えることだってある。

例年の東北巡業で散々お世話になった相撲界の方々は、
すったもんだしている場合じゃないんじゃないですか？
誰よりも世話になった東北へ、真っ先に支援に赴くべきであり、
そんなこともできない相撲界は、何かが間違っている。

・・・・・つまり、自分達の力を過信せず、適当な時期に
自分達がやりたいことを追求する真摯な姿で日常を過ごす。
そのことそのものがある種のエネルギーに転化するだろうことを
願うことができれば、それこそが「スポーツの力」と成り得る。
その程度に考えておかなければ、傲慢になってしまうと思う。

いざ、ビッグスワンへ

今年初めてとなるホームゲーム！練習試合ＶＳ草津！
あの震災の翌日３月１２日にはＪ１第２節山形戦が行われる予定だった。
中止となってしまったため、昨年１２月Ｊ１最終戦ＶＳ湘南以来の
ビッグスワンに行くことになった＾＾

練習試合の為、駐車場も狭くいつもとは違う場所に車を止め、
ビッグスワンに向かう。長蛇の列＾＾；；
入場の為に長蛇の列に並ぶのは、１０年振りくらいだろうか＾＾
遠くまで歩いて長蛇の列に並ばなければならないのだが、
なぜか皆ニコニコ顔（*^_^*）　嬉しくてしょうがない表情。

試合も気候も寒かったが＾＾；；；；
こうやって日常が戻ってくる。

孫２号 １歳＾＾

去年の今頃は、いつ生まれるのか？いつ生まれるのか？と
ハラハラドキドキしていた頃だった。
４月１日という日に生まれた孫２号は、すくすくと育ち満１歳を迎えた。

父方の曾祖父が亡くなり、母方の曾祖母も亡くなり、
誕生日前には空前の大震災や大津波で世の中が混乱し、
社会環境の変化が激しい中でも、この４月からはママの勤務が始まり、
孫２号も保育園と言う新しい生活環境の変化が訪れる。

この世に生を受けている以上、このような環境の変化と言うものは
避けがたいものではあるが、たくましく生き抜いて欲しいと願っている。

昨日写真が届いた。
世の中がどのように変化しようとも、ここに写っているような
明るい笑顔だけは守ってあげたいものである。

３月は激戦＾＾；でした

毎月最後の晩は、ジャンケンの勝利数を数えることにした。
３月最後の昨夜は妻Ｔが勝ち、集計してみると・・・・
娘　７勝、妻　７勝、私　７勝　全くのイーブン＾＾；；
通算成績
娘　１９勝、妻　１６勝、私　１２勝

その差は縮められはしなかったが、ピッタリ並走。
１月の悪夢のような結果からすれば、目覚ましい回復力。
春からの巻き返しに期待です。

さてさて・・・・「４月」が始まりました。
ファイバー何とか？という暖か下着はもう止めて、
春バージョンで元気良くいきましょう～！

年度末

１年の数え方はいろいろありますが、
暦は１月～１２月。
年度は４月～３月。
我が社の決算は２月～１月。
サッカーは３月～１２月。

この年度末と言う時期は、いろいろと騒がしい。
お役所の人事異動、決算期ということで、
全部は完了していない修理も、終わったことにして伝票をあげる・・・
・・・・・こともある＾＾；；
昔は予算が残ってるからっていうことで、
ご購入していただけた物品も多々あったようである。

また、新年度予算へのアプローチにも人事異動の影響がある。
あの方が異動で居なくなるらしいから、早目に了解を得るだとか、
その逆で、もう少し後になってから交渉しようだとか＾＾；；

様子を見ながら、有利な方向での交渉術と言えばそれまでだが、
できるだけ真っ向勝負を避け、からめ手で事を運ぶってことでして、
こういうやり方に賛成できない方が居るってのは理解してますが、
そう言う方に限って「対案」が無い場合が多い。

大震災に対する姿勢と同じように、
「自分にできることをする」しかないので、
批判は甘受しつつ、黙って行動するだけです。

こういう芸当ができるのも「年度末」があるお陰でしょうか＾＾