自営業60代のジジイぢゃ^^
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新潟市内で万年筆の修理を営んでいるお爺さんが居るという。
全国的にも珍しい存在であり、全国から修理依頼があるという。 昔使っており慣れ親しんだ万年筆、父の形見の万年筆・・・・ いろんな万年筆に想いを乗せて、修理依頼がくるという。 そのお爺さんは、修理をする前に依頼者から話を聴く。 書き味が悪くなったという依頼者からは、目の前で文字を書いてもらう。 字を見るのではなく、その依頼者の書き方を見るんだそうである。 万年筆の持ち方、書く角度、万年筆の使い方。 それによって、その依頼者向きの修理方法があるという。 高齢のご両親の介護を長年続けている方が、疲れ果ててしまい ついつい辛く当ってしまうのを悩み、心情を書き綴ることにした主婦。 昔使っていた万年筆で、和紙の便箋に書きたいという要望も聴く。 和紙に書くための修理方法や調整具合もあるという。 亡き父の形見の万年筆を持ってきて、修理を依頼する方もいる。 ペン先を観察すると、亡くなったお父さんの筆跡が想定できるという。 そのように書いてみると、まさに亡くなったお父さんの字に見えてくる。 亡くなった方に対して、改めて懐かしさや淋しさが沸き起こる。 修理が出来上がった万年筆を使ってみて、依頼者は皆喜んでいた。 使い勝手が良くなり、依頼者それぞれの万年筆を介しての想いが 実現することが想像できるようである。 亡くなった父の在りし日の姿を思い浮かべる人。 ご両親に対する自分の想いを和紙に綴る人。 修理屋さんは万年筆の修理技術を売っているのではない。 依頼者の「想いのお手伝い」を売っているのである。 いまどきの若者は、万年筆を使ったことも無い人が多いんでしょうねぇ。 PR |
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プロフィール
HN:
SHANG(しゃん)
年齢:
70
性別:
男性
誕生日:
1954/10/31
職業:
自営業(設備・リフォーム)
趣味:
サッカー観戦、歴史本、水道管ゲーム
自己紹介:
他人の笑顔が大好きなんです。
家では「極楽トンボ」と呼ばれたい。 50代にして、日々成長?を続けるメタボな僕。
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