吹雪の話題 ２題

今朝の新聞で「３００Kｍをヒッチハイク」という記事が目に留まりました。
埼玉県の女子高生が石川県能登にある学校へ、母親と２人で受験のために
新幹線で長岡へ、長岡から乗り換えて向かう電車が大雪で運休となった。＾＾；

２人は長岡市内のガソリンスタンドで石川県へ向かうトラックなどを探し、
まさに「ヒッチハイク」で学校を目指したんだそうです。
親切な運転手さんと巡り会い、事情を話すと行き先を変更してくれて
学校の正門前まで送ってくれたんだそうです。

試験開始１０分前に到着し、小論文の試験を受け、見事に受かったそうです。
小論文のテーマは「感謝したこと」
ここまでの道のりを思い、母親や運転手への感謝を綴ったそうです。
イイ話やなぁ・・・・こういう話に弱いんです＾＾

さて、もう１つ。
お客様の１人が「訪問入浴」の仕事をしてまして、運転手さんです。
あの「ホワイトアウト」で生命の危険も感じるような吹雪の土曜日。
農村部への「訪問入浴」のため車を運転していましたが、
道路の未除雪や吹き溜まりに突っ込んだ車などのため、いつものような
スムーズな運行ができないながらも、道を変え、やっとの思いで辿り着く。

そこで入浴を待っていた方や家族からは、労いの言葉もなく・・・・・・。
集落の中に住み、外の様子がわからないとはいえ、JRも全線運休であり
道路状況も悪い事はわかっているだろうに・・・・。
なかば公的なサービスなので文句も言えず・・・・＾＾；；

介護サービスを受けるってことは、本人がお金を負担している事ではありますが
あまりにも「受けるのが当たり前！」という態度は、人としてどうなのだろうか？

あまりにも両極端な話題となってしまいましたが、
こういう話題から、人としての道を考えさせてくれる事が出来たのも
２６年振りの「大雪」のおかげです。
自然はいつも何かを教えてくれています。