祖母の居た風景

昨夜の出来事。
夕食時に、うっすらおぼろげな満月を見ながら食事中。
ばあちゃんは十五夜のお月様に向かって手を合わせ
「十五夜様、どうか長生きできますように、お願いします。」
「いやいやそれほど長くなくてもいいので、そこそこでお迎えも
待ってますからネ＾＾」ってな事をお祈りしてました。

そう言えば昔は死んだばあちゃんが団子を作ってすすきを飾って
みんなで十五夜を愛でたりしたっけねぇ＾＾という昔話。
娘は全く覚えていないらしい＾＾

そこで「白玉団子」の話となる。
我が家で餅や団子が好きなのは、もちろん私。
嫌いな娘や乗り気じゃない嫁。
どうやって作るのかと話を聞けば、なにやら簡単らしい。
白玉粉があるかどうか？探してみると、ちゃんとある。

「それならば、作ってみようじゃねえか＾＾；；」つい口が滑った。
夕食の後かたづけもそこそこに「白玉団子」作りが始まった。
私の大きな手で白玉粉を練る、練る、練る・・・・耳たぶくらいの柔らかさ＾＾

家族の協力で団子を茹でる。ふわふわに茹で上がったモノを冷水で冷ます。
みたらしのタレは娘が作る。味見もせずに適当に作る。
冷めた団子をみたらしに絡ませて盛りつける。

見た目は悪いが、立派な十五夜の団子ができた＾＾

仏様にもお上げして、食べてみる＾＾あちゃ～～～しょっぱい＾＾；；
しょうゆが多すぎた＾＾；；
そこで嫁はガムシロップを取りだし、上から掛ける。混ぜる。
何とか食べられる味となった。

ワイワイ騒ぎながらみんなで作るってのも、いいものだ＾＾♪

祖母の感性を思い出した。