訃報

毎年の年賀状は、ある意味生死確認のようなものだった。
昨日、友人の奥様から訃報が届いた。

高校の同級生で、サッカー同好会初代メンバー３人の
うちの１人でした。新発田第一中学校出身の秀才。
高校卒業後は一浪して一橋大学に進学。
単に頭がいいだけの男ではなく、当時にしてはイケメンで
リーダーシップも行動力もある素敵な男でした。

１年早く就職していた私のところへ突然の電話があり、
自分の就職活動として私の関連会社への就職を希望し、
将来性や社風などをリサーチするために会いました。
彼のアパートで「水炊き」をご馳走になりました＾＾

その後無事にその会社に就職が決まりました。
彼と会って酒を酌み交わすなどの機会は多くなかったのですが、
私の仕事が本社勤務となった後のことです。
仕事の性格上、その関連会社社長との打ち合わせが多くなって、
社長の秘書嬢とお話しする機会が多くなりました。
その時には私は既に結婚しておりましたが、ある日
その優秀秘書嬢から「私、結婚するんです！」と報告があり、
「横山さんが知ってる方がお相手なんです」
相手を聞いてみると何と「彼」でした＾＾♪

伸び盛りで日本のトップ企業となった会社に就職し、
そこの高根の花であった有名な社長秘書を妻として、
二人の子供を授かり、日本国中だけでなく海外にまで活躍の場を広げ、
彼らしく有意義な社会人生活を過ごしたことと思います。

一昨年肺癌がみつかり、一年半の闘病生活を経て
昨年７月に亡くなったそうです。

学生時代の同級生は少々亡くなってはおりますが、
これほど近しい同級生の死は、初めてで
多少ショックを受けております。

上京できる際には、ご自宅を訪問し
お線香をあげたいと思っています。

合掌