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自営業60代のジジイぢゃ^^
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葬儀から2週間経ち、勝手に服喪を解禁しました。
前々から楽しみにしていたお芝居の公演を観てきました。

新潟市北区文化会館!歩いて見に行けるなんて、素晴らしいことですなぁ。

あの「ピンクの電話」の竹内都子さんとご主人の二人芝居。
題名は「満月」
かけ落ちした若い二人の親を二人が演じます。
男の母親は、場末の飲み屋のおかみさん。
大阪弁の母親で、一人息子を大切に育てている、片親のおかあちゃん。
一方、女の父親は、一流企業の人事課長。厳格で型通りの価値観。
東北出身の父親は一人娘を奪われた被害者の父という認識で、
飲み屋の二階で、初めて母親と会うという設定で芝居が進められます。

二人の軽妙で面白く楽しい会話が進みます。
かけ落ちした若い二人の経歴や衝撃の過去、親としての考え方、
人として認識しなければならない重要なポイント、
リストラが横行している企業社会、その中で苦しむ人々・・・・

二人の会話から、いろいろな状況描写が行われます。
かけ落ちした二人は出てきませんが、まるで性格や態度まで
想像できそうなほど、頭の中で整理されてゆくようです。

落語と同じように、聴く側観る側の想像力や思考力を刺激し、
観客の頭の中でそれぞれが舞台を楽しむという設定です。

こんな刺激的な公演を企画し、運営していただいた方々には
心から敬意を表したいと思ってはおります。
だがしかし、あの観客の少なさは何なのでしょうか???
本気でこういう公演を楽しんでもらいたいと思っているのでしょうか?
騙してでも観客を増やして、このような公演を実際に観ていただくことが
将来のこの地の文化分野の裾野の広がりになる。
そういう気概は感じられませんでした。

志の感じられないホールでの公演にもかかわらず、
熱演していただいたお二人に、プロの意識を感じ、
申し訳ないやら、情けないやら^^;;

何かを変えなければならない。
そういうことを感じながら、夜の寒さの中を歩いて家路につく。
よく晴れた夜空を仰ぎみると、そこには
すっきりと「ほぼ満月」が・・・・・・・・「秋は月」
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SHANG(しゃん)
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誕生日:
1954/10/31
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自営業(設備・リフォーム)
趣味:
サッカー観戦、歴史本、水道管ゲーム
自己紹介:
他人の笑顔が大好きなんです。
家では「極楽トンボ」と呼ばれたい。
50代にして、日々成長?を続けるメタボな僕。
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